今年のパリ・マスターズは準々決勝でナダルとフェデラーが故障を理由にそろって棄権をするなど中盤に来て、大波乱。調子のよかったマレー、デルポトロも敗退。
2006年だったかは、上位選手(フェデラー、ナダルを含む)が大会前にそろって欠場を発表するなど、マスターズ・シリーズにも関わらず乱れる大会ですよね〜。シーズンも最後になっての大会ということもあり故障や疲れてくる選手が増えてくる時期なんでしょう。
しかし、マスターズ最終戦出場枠に入るかはいらないかぐらいのランキングの選手にとっては、最終戦出場権がかかってくる大切な大会です。今年は出場権獲得圏内の選手が数多くいてそちらのほうの争奪戦も盛り上がってますね。
大会開始前に8位につけていたフランスのジル・シモン、残念ながら3回戦でロディックに負け、その他の選手(ブレーク、ツォンガ、ナルバンディアン)などが勝ち上がったため、圏内から外れる結果となりました。ガスケ、モンフィス、ツォンガなどの華やかな選手の影になりながらも確実に実績をあげ、今年もっとも活躍したフランス人選手のひとりでしたが、残念シモン。。。シモンにも行ってほしかった。(補欠の可能性もありますが)
今年は会場に観戦に行っていないのですが、テレビ中継を見ているだけでも会場の熱気がムンムン伝わってきます。
とくに昨日の準々決勝、ツォンガxロディック戦。盛り上がったのなんのって。。いや〜あ、すごかった。準々決勝だったのですが、決勝に勝ったような騒ぎでした。
昨日はツォンガ、あまり良くはなかったんです。出だしからあまり調子が出ず、調子の良いときは220キロを越すファースト・サービスも平均で185キロ。それもあまり決まらず。エラーも量産。精彩を欠いていました。太ももに痛みがあったようなのでそれを気にした慎重な出だしだったのかもしれません。でも、ようやくサービスも210キロを代が出てきたのが2セットも後半になってから。第3セットは動きもだいぶ良くなりましたが、相手にはブレークポイントを17も与えました。(そのうちロディックがブレークできたのは3つだけ)トータルでのポイントもロディックのほうが上回っていました。にもかかわらず勝てたのはラッキーだったし、要所で粘り強く踏ん張れたことで、不調な中にも苦しい試合を勝てたことが自信に繋がったでしょうか。
今日のツォンガは一変。最初からエンジンが掛かっていました。
220キロのサービスがいきなり決まるし、ミスも少ない。
ブレークに付け入る隙を与えませんでした。全豪のナダル戦もちょっとこんな感じだったでしょうか。何もできないままスーパー・ツォンガ・ショーの相手役で終わってしまうブレーク。
昨日ロディックと3時間近く試合をした後。230キロ強のロディックのサーブを見慣れたあとはブレークのサーブがふつ〜に見えてしまったのは私だけ?
余談ですが今年のベルシーのコートはハードにしてはかなり遅いサーフェースで、多くの選手がなれるのに苦労していたそうです。ガットの張り方もいろいろと試行錯誤を繰り返して調整しなければならなかったようで。なかでも一番キツイ31キロで張ってるのがブレークで最低の22だったかな?がナルバンディアンで、ツォンガは縦横25と26キロを織り交ぜていたようです。試合途中でラケット変えたりしてたし。大会始まってから14本も代えたらしいので、ラケットの調整ってかなりプレーに影響与えてるんでしょうね。
とにかく今日のツォンガは良かったので、このままでいけば明日の決勝も望みはありそうです。ただ相手のナルバンディアンなのでこちらもゾーンに入ってしまうと怖い相手。調子の良い二人のすごい試合を期待したいですね。
今日の準決勝も盛り上がりはしましたが、1時間ちょっとでツォンガがわりと簡単にかってしまったので昨日のような大盛り上がりにはなりませんでした。でも観客席には豪華な顔ぶれ。久々にゴロヴィンの元気そうな顔が見れました。長い怪我に悩まされていましたが、来シーズンに備え、練習を始めているようです。モレスモも見に来ていました。
ツォンガのご両親が昨日に続き、観戦に来ていましたが、お母さんがインタヴューされていて、話し方や笑い方がツォンガにそっくり〜!!よく見ると顔も似てる。おだやかで優しそうな雰囲気もお母さん似なんですね。うって変わって試合中のアグレッシブな感じはハンドボール選手でモハメド・アリのファンだったお父さん譲りでしょうか。
いよいよ明日は決勝。久しぶりのフランス人優勝がでるでしょうか。優勝した場合は最終戦の切符というおまけ付き!
アレージョジョ!!